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噛み合わせ治療について
歯並びと噛み合わせは密接に関連していますが、同じものではありません。歯列矯正で歯並びを整えても、必ずしも噛み合わせが改善するわけではありません。
噛み合わせの問題は、虫歯や歯周病などの口腔内のトラブルを引き起こすだけでなく、頭痛、肩こり、胃腸障害など全身の症状にも影響を与える可能性があります。
よくある噛み合わせの問題
口の開閉が困難
噛み合わせに問題がある場合、口の開閉に違和感や痛みを覚えることがあります。
顎関節の異音
口を開けたり閉じたりする際に、顎関節からカクカクという音が聞こえることがあります(顎関節症)。
朝の顎の重だるさや痛み
噛み合わせが悪いと、睡眠中に無意識のうちに歯ぎしりをしている可能性があります。その結果、朝起きた時に顎の重だるさや痛みを感じることがあります。
原因不明の頭痛や肩こり
噛み合わせの問題が原因で、頭痛や肩こりなどの症状が現れることがあります。
歯の破損
噛み合わせに問題がある場合、特定の歯に過度な力が加わり、歯が欠けたり割れたりすることがあります。
虫歯・歯周病の悪化
定期的な歯科検診を受けたり、適切な治療を受けたりしているにも関わらず、虫歯や歯周病が進行している場合、噛み合わせの悪さが原因かもしれません。
当院の噛み合わせ治療
咬合調整
歯の摩耗や不適合な被せ物など、後天的な要因で噛み合わせに問題が生じている場合、歯や被せ物を調整することで改善をはかります。
矯正治療
歯の位置や顎の位置が原因で噛み合わせに問題がある場合、マウスピースやワイヤーを用いた矯正治療により改善します。
マウスピース(スプリント)治療
「スプリント」と呼ばれるマウスピースを使用し、顎関節の位置を調整します。咬合調整や歯ぎしりの治療と併用することもあります。
歯ぎしり・食いしばりの改善
歯ぎしりや強い食いしばりは、歯に負担をかけ、噛み合わせの問題を引き起こす可能性があります。ナイトガードを用いて、これらの習慣を改善・抑制します。
補綴治療
歯の形状が噛み合わせに影響を与えることもあります。歯の欠損を放置すると噛み合わせの悪化を招くこともあるため、詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)、インプラント、入れ歯などを用いて失われた歯の機能と見た目を補います。