column むし歯

歯の痛みだけじゃない!虫歯が原因で起こる意外な全身症状と根本治療の重要性

2025.07.27

「虫歯は歯が痛むだけの問題だ」と思っていませんか?実は、進行した虫歯は、口臭歯茎の腫れといった口腔内の症状に留まらず、頭痛肩こり自律神経の乱れなど、意外な全身症状を引き起こすことがあります。これらの不調の裏には、虫歯による慢性的な炎症や、口腔内フローラの乱れが潜んでいる可能性があるのです。

このコラムでは、虫歯が引き起こす様々な全身症状とそのメカニズムを解説します。単なる対症療法ではない、虫歯の根本的な解決がいかに大切かをお伝えし、お口の健康が全身の健康に繋がっていることを深く理解していただくことで、後悔しない治療選択をサポートします。


1. 「歯が痛い」だけじゃない?虫歯が告げる意外な全身のSOSサイン

「虫歯=歯の痛み」というイメージは根強いですよね。確かに、歯の痛みは虫歯の代表的な症状ですが、「それだけで終わる」と考えるのは大きな誤解かもしれません。進行した虫歯は、歯の痛みだけにとどまらず、全身にまで様々な不調を引き起こす可能性があることが、近年の研究で明らかになりつつあります。

1-1. 多くの人が知らない虫歯の「もう一つの顔」

私たちは日々の生活で、原因不明の体の不調を感じることがあります。例えば、慢性的な頭痛や頑固な肩こり、理由もなく続く倦怠感、さらには夜眠れない不眠といった症状です。これらはストレスや疲労、生活習慣の乱れが原因だと思われがちですが、実はその陰に、虫歯がひそかに潜んでいるケースもあるのです。

お口の健康と全身の健康は、想像以上に密接に繋がっています。口腔内の慢性炎症が全身の様々な疾患のリスクを高めるという概念は、もはや歯科医療界では常識です。アメリカ心臓協会(AHA)は、歯周病と心臓病の関連性について警鐘を鳴らしており、口腔内の健康管理が全身の健康にとって非常に重要であることを示しています[¹]。虫歯もまた、単なる口腔内の問題ではなく、全身の健康に影響を及ぼす「多因子疾患」として捉えられるようになってきています。

このコラムを読み進めることで、ご自身の体の不調の裏に虫歯が隠れている可能性について気づき、後悔しない治療選択のための第一歩を踏み出せるでしょう。

1-2. なぜ歯の痛みが全身に?虫歯が引き起こす不調のサインを見逃すな

虫歯の初期段階では、自覚症状がほとんどないことが多いです。しかし、虫歯が進行して象牙質や歯髄(歯の神経)にまで到達すると、冷たいものや甘いものがしみたり、ズキズキとした痛みが現れたりします。この痛みは、体が発する重要なSOSサインです。

しかし、もしそのサインを痛み止めでごまかしたり、一時的に痛みが引いたからと放置したりすると、歯に付着する**プラーク(バイオフィルム)**内の細菌コミュニティは活動を続け、虫歯は歯の内部で静かに、そして着実に進行してしまいます。やがて虫歯菌が歯の神経を壊死させたり、根の先に膿がたまったりすると、痛みを感じにくくなることがあります。一見すると治ったように思えるこの状態こそが、最も危険なサインの一つです。

痛みがないからといって虫歯が治ったわけではありません。むしろ、細菌の活動がさらに奥深く、あるいは周囲の組織へと拡大し、慢性的な炎症を引き起こしている可能性が高いのです。この口腔内の炎症が、やがて血液を介して全身に波及し、頭痛肩こり自律神経の乱れといった、一見すると歯とは無関係に見える全身の不調として現れることがあるのです。

これらの不調のサインを見逃さず、その原因が実は口腔内にある可能性を疑うことが、ご自身の健康を守る上で非常に重要になります。


2. もしかして虫歯が原因?放置できない全身の不調とそのメカニズム

日々の生活で感じる頭痛、慢性的な肩こり、原因不明の倦怠感、そして夜中に目が覚めてしまう不眠…。これらの一見、虫歯とは無関係に思える全身の不調が、実はお口の健康、特に虫歯の進行と深く関連している可能性があることをご存知でしょうか?

ここでは、なぜ虫歯がこれほど多岐にわたる全身症状を引き起こすのか、そのメカニズムを詳しく解説していきます。あなたの体のSOSサインが、もしかしたら虫歯から来ているものかもしれません。

2-1. 頭痛・肩こり・不眠…意外な症状と虫歯の繋がり

「まさか、頭痛肩こりの原因が虫歯だったなんて!」と驚かれる方もいるかもしれません。しかし、これらは決して珍しいケースではありません。

虫歯による慢性的な痛みや違和感は、知らず知らずのうちに体にストレスを与え続けます。このストレスが蓄積すると、私たちの体のバランスを司る自律神経に影響を及ぼし、その結果、不眠倦怠感、集中力の低下といった症状として現れることがあります。実際、慢性疼痛を持つ患者において、うつ病や不眠症の併発リスクが高まることが多くの研究で報告されており、口腔内の痛みも例外ではありません[²]。

また、虫歯によって歯が欠けたり、噛むと痛むために無意識に特定の歯でばかり噛む癖がついたりすると、噛み合わせのバランスが大きく崩れます。この噛み合わせの乱れは、顎関節に過剰な負担をかけ、それが首や肩の筋肉にまで波及することで、頑固な肩こりや、ひどい場合には頭痛を引き起こすことがあります。日本顎関節学会も、噛み合わせの問題が全身に影響を及ぼす可能性を指摘しており、歯科治療と全身の健康との関連性が注目されています。

2-2. 体のSOS!虫歯が全身に影響を及ぼすメカニズムとは

では、具体的に虫歯はどのようにして全身に影響を及ぼすのでしょうか?その主なメカニズムは、「口腔内のバイオフィルムバランスの崩壊と慢性炎症」そして「噛み合わせの変化」の2つが挙げられます。

まず、虫歯は、特定の細菌が単独で引き起こすというよりも、歯の表面に形成される細菌の複合体「プラーク(バイオフィルム)」のバランスが崩れることで進行する疾患と理解されています。頻繁な糖分の摂取などによって口腔内のpHが慢性的に低下すると、虫歯の原因となる酸性環境が強まり、酸を産生する細菌が優位になることで、歯の脱灰(溶けること)が加速します。 この進行する虫歯によって歯の内部に細菌が侵入し、歯髄(神経)や歯周組織に慢性的な炎症を引き起こします。

この慢性的な炎症が長く続くと、炎症性サイトカインと呼ばれる物質が血液中に入り込み、全身を巡ることがあります。この炎症性物質が、体の様々な部位で別の炎症反応を引き起こしたり、既存の全身疾患(例えば糖尿病や心疾患など)を悪化させたりする可能性が指摘されています[³]。また、重度の虫歯や歯周病の際に、口腔内の細菌が直接血管に入り込み、血流に乗って全身に運ばれる「菌血症」のリスクもゼロではありません。これにより、心臓の弁に細菌が感染する感染性心内膜炎や、人工関節への感染など、命に関わるような重篤な全身疾患を引き起こす可能性も指摘されています。

そして、先ほども触れた噛み合わせの変化です。虫歯による歯の痛みや喪失は、顎の動きを不自然にし、顎関節症を引き起こすことがあります。顎関節は頭部や脊椎と筋肉で繋がっているため、その不調が首や肩の筋肉の緊張、ひいては姿勢の歪みへと連鎖し、結果的に頭痛肩こりといった症状に繋がるのです。

2-3. 虫歯が関係?口臭・味覚異常から消化器の不調まで

虫歯が引き起こす全身症状は、これだけではありません。もっと身近な不調として、口臭味覚異常、そして消化器系の不調も挙げられます。

虫歯が進行して歯に穴が開くと、そこに食べカスが詰まりやすくなります。この食べカスを栄養源として、虫歯菌をはじめとする口腔内の細菌が異常に繁殖することで、不快な口臭が発生しやすくなります。どんなに歯磨きをしても口臭が気になる場合、隠れた虫歯が原因である可能性も考慮すべきでしょう。

また、虫歯の痛みや歯の欠損により、食べ物を十分に噛むことが困難になると、食事の満足度が低下し、味覚が鈍るように感じることがあります。さらに、よく噛まないまま食べ物を飲み込んでしまうと、消化酵素との混合が不十分なまま胃腸に送られ、消化不良胃もたれ、便秘といった消化器系の不調を引き起こす原因にもなり得ます。

このように、虫歯は単に歯の痛みを引き起こすだけでなく、私たちの日常生活における様々な全身の不調と深く関連しています。これらのサインを見過ごさず、早めに適切な処置を施すことが、お口の健康、ひいては全身の健康を守る上で極めて重要です。


[2] National Institute of Dental and Craniofacial Research. (2023). Pain and Oral Health. Retrieved from https://www.nidcr.nih.gov/health-info/pain-oral-health

[3] Lockhart, P. B., et al. (2009). Periodontal disease and atherosclerotic vascular disease: a scientific statement from the American Heart Association. Circulation, 119(23), 3125-3135.


3. なぜその場しのぎは危険なのか?虫歯の「根本治療」が不可欠な理由

前の章で、虫歯歯の痛みだけでなく、頭痛肩こり不眠といった全身の不調にまで影響を及ぼすメカニズムについて詳しく解説しました。これらの全身症状は、体からの大切なSOSサインです。しかし、「痛い時だけ痛み止めを飲む」「一時的な治療でごまかす」といった対症療法では、虫歯の本当の問題は解決しません。

ここでは、なぜその場しのぎの治療が危険なのか、そして虫歯根本治療がいかに不可欠であるかを深掘りしていきます。

3-1. 痛み止めでごまかすだけでは解決しない、虫歯の真の問題

「歯が痛いけど、とりあえず痛み止めでしのいでいる」という方は少なくありません。しかし、痛み止めはあくまで症状を一時的に和らげるものであり、虫歯の原因である**細菌感染(バイオフィルムの異常)そのものを治すことはできません。薬の効果が切れると、また痛みはぶり返しますし、その間にも歯に付着するプラーク(バイオフィルム)**内の細菌は確実に活動を続け、歯の内部で進行していくのです。

虫歯は、初期段階ではエナメル質という最も硬い層にできますが、進行すると象牙質、そして歯の神経(歯髄)へと到達します。神経まで達した虫歯を放置すると、神経が炎症を起こし、やがて壊死してしまうこともあります。さらに、感染が歯の根の先にまで広がると、顎の骨の中に膿の袋(根尖病変)ができることも。こうなると、強い痛みを感じなくても、歯の根の先で常に炎症が起きている状態となり、口腔内だけでなく全身の健康に悪影響を及ぼし続ける「隠れた病巣」となってしまうのです。

3-2. 放置は危険!全身症状の再発・悪化を招く負のスパイラル

虫歯根本原因を解決せずに対症療法だけで済ませていると、当然ながら全身症状も改善されません。例えば、虫歯による噛み合わせの不調が原因で起きていた肩こり頭痛は、虫歯が放置されている限り、何度でも再発する可能性があります。

さらに、口腔内の慢性的な炎症は、単に不調が続くというだけでなく、より深刻な全身疾患のリスクを高めることも指摘されています。例えば、口腔内の細菌が血流に乗って全身に広がる「菌血症」のリスクは、心臓病、脳卒中、糖尿病といった生活習慣病との関連が近年、多数の研究で報告されています[⁴][⁵]。特に、糖尿病の患者さんでは、歯周病や虫歯といった口腔内の炎症が血糖コントロールを悪化させることが知られており、その逆も然り、という双方向性の関連が指摘されています[⁵]。

このように、虫歯を放置することは、歯を失うリスクを高めるだけでなく、全身の健康状態を悪化させ、負のスパイラルに陥らせる危険性をはらんでいるのです。

3-3. 歯と体の未来を守る!根本治療と予防の重要性

では、この負のスパイラルを断ち切り、歯と体の未来を守るためにはどうすれば良いのでしょうか?その答えは、**虫歯の「根本治療」と、その後の「予防」**にあります。

虫歯の根本治療とは、単に痛みを止めることではありません。虫歯で失われた歯の組織を適切に修復し、虫歯の原因菌を徹底的に除去することで、炎症の元を断ち、再発しにくい口腔環境を整えることです。進行した虫歯に対しては、感染した神経を除去し、根管内を清掃・消毒する根管治療が必要となる場合もありますが、これは歯を残し、全身への感染源を除去するために非常に重要な治療です。泉岳寺駅前歯科クリニックの根管治療のページでも詳しく解説しています。

そして、治療で終わりではありません。根本治療で整えた口腔環境を維持し、新たな虫歯歯周病の発生を防ぐための予防ケアが不可欠です。定期的な歯科検診で早期発見・早期治療を心がけ、プロによる徹底的なクリーニング(PMTCなど)で普段の歯磨きでは落としきれない汚れを除去することが、長期的な口腔健康、ひいては全身の健康維持に繋がります。当院の予防歯科のページもご参照ください。

「お口の健康は全身の健康の入り口」。この言葉の通り、今ある虫歯を根本から治療し、その後の予防を継続することが、後悔しない健康な未来を手に入れるための賢い選択となるでしょう。


[4] Lockhart, P. B., et al. (2009). Periodontal disease and atherosclerotic vascular disease: a scientific statement from the American Heart Association. Circulation, 119(23), 3125-3135.

[5] Pihlstrom, B. L., et al. (2007). Periodontal diseases. The Lancet, 369(9568), 1219-1229.


4. 全身の健康を見据えたアプローチ:泉岳寺駅前歯科クリニックの虫歯治療

これまで、虫歯歯の痛みだけでなく、全身の健康にまで深く関わっていること、そして根本治療がいかに重要であるかをお伝えしてきました。では、実際にどのような歯科治療が、お口と全身の健康を守るための「根本治療」と言えるのでしょうか?

泉岳寺駅前歯科クリニックでは、単に目の前の虫歯を削って詰めるだけではありません。患者さん一人ひとりの全身の健康を見据え、後悔しない治療選択をサポートするための、包括的かつ精密なアプローチを大切にしています。

4-1. 症状の裏にある本当の原因を究明!精密な診断の重要性

「歯が痛い」という症状で来院されても、その痛みの原因が本当に虫歯だけなのか、あるいはその虫歯がなぜできたのか、他の口腔内の問題や全身の健康状態と関連はないのか――私たちは、表面的な症状にとらわれず、根本的な原因を徹底的に究明することから始めます。

泉岳寺駅前歯科クリニックでは、質の高い虫歯治療の第一歩は、精密な診断にあると考えています。まず、丁寧なカウンセリングを通して、患者さんのこれまでのお口の悩み全身の健康状態生活習慣などを詳しくお伺いします。

その上で、口腔内診査はもちろんのこと、必要に応じて最新のデジタルレントゲンや、歯や顎の骨の状態を立体的に把握できる歯科用CTといった精密機器を活用します。これらの画像診断により、肉眼では見えない歯の内部の虫歯の進行度合い、神経の状態、顎関節や噛み合わせの詳細な状態まで、多角的に分析することが可能です。これにより、症状の背後に隠れた根本原因を見逃すことなく、正確な診断に基づいた治療計画を立案することができます。

4-2. 歯だけじゃない!全身の健康を考えたオーダーメイド治療計画

泉岳寺駅前歯科クリニックが目指すのは、「一本の歯」の治療に留まらず、「お口全体」そして「全身の健康」に寄与する治療です。精密な診断によって明らかになった患者さん一人ひとりの口腔内の状態、そして全身の健康状態を深く考慮し、最適なオーダーメイドの治療計画をご提案します。

例えば、

  • 初期の虫歯に対しては、歯を削る量を最小限に抑えるMI(ミニマルインターベンション)治療を基本とし、レジン充填などで機能性と審美性を回復します。当院の虫歯治療ページでも、**「できるだけ歯を削らない治療」**として紹介しています。
  • 神経まで達した虫歯には、高倍率のルーペマイクロスコープを用いた精密根管治療を推奨しています。感染した神経を徹底的に除去・消毒し、再感染を防ぐことで、抜歯のリスクを減らし、ご自身の歯を長く使い続けられるよう努めます。これは、歯の保存だけでなく、全身への細菌波及を防ぐ上でも非常に重要な治療です。当院の根管治療ページで詳細をご確認いただけます。
  • 噛み合わせの不調が原因で全身症状が出ている場合には、虫歯治療と並行して、噛み合わせの調整顎関節へのアプローチも検討します。歯を失ってしまった場合には、周囲の歯への負担や全身のバランスを考慮した**補綴治療(ブリッジ、義歯、インプラントなど)**をご提案し、機能回復を目指します。

私たちは、単に悪くなった部分を修復するだけでなく、「なぜ虫歯になったのか」「どうすれば再発を防ぎ、長期的に健康を維持できるか」という視点から、患者さんと共に最善の道を探ります。治療の選択肢や費用についても、丁寧にご説明し、患者さんが納得して治療を受けていただけるよう心がけています。

4-3. 治療後の安心を約束!再発を防ぐトータルサポート体制

虫歯治療は、そこで終わりではありません。治療によって健康を取り戻したお口の状態を長く維持し、虫歯歯周病再発を防ぐことこそが、全身の健康を維持するための鍵となります。

泉岳寺駅前歯科クリニックでは、治療後のアフターケア予防を重視したトータルサポート体制を整えています。当院の予防歯科のページでもその重要性をお伝えしています。

  • 定期検診: 治療後も定期的に来院いただき、口腔内の状態をチェックします。虫歯歯周病の兆候を早期に発見し、重症化する前に対応することで、患者さんの負担を最小限に抑えます。
  • プロフェッショナルクリーニング(PMTC): 歯ブラシでは届きにくい部分の歯垢(バイオフィルム)や歯石を、歯科衛生士が専門的な技術で徹底的に除去します。これにより、虫歯の原因となるバイオフィルムを除去し、口腔内を清潔に保ちます。
  • セルフケア指導: 患者さん一人ひとりの口腔内の状態に合わせた、正しい歯磨き方法デンタルフロス歯間ブラシの使い方など、日々のセルフケアについて具体的にアドバイスします。食生活のアドバイスも行い、虫歯になりにくい口腔環境作りをサポートします。

これらの継続的なサポートを通じて、患者さんがご自身の歯で長く、快適に食事をし、笑顔でいられるよう、泉岳寺駅前歯科クリニックは全力でサポートいたします。後悔しない治療選択は、治療後の予防とメンテナンスまで見据えることから始まります。


5. 後悔しない選択を!今すぐ始める「お口と全身の健康」への第一歩

これまでのコラムで、虫歯が単なる歯の痛みに留まらず、頭痛肩こり不眠といった全身の不調と深く関連していること、そして根本治療の重要性についてご理解いただけたかと思います。お口の健康は、私たちが思っている以上に全身の健康と密接に繋がっているのです。

もし、あなたが今、原因不明の体の不調に悩んでいたり、「もしかしたら、この症状、虫歯が原因かも?」と心当たりのある場合は、どうかそのサインを見過ごさないでください。

私たちは日々の忙しさの中で、ついつい体の不調を「疲れているから」「ストレスのせい」と片付けてしまいがちです。しかし、慢性的な頭痛頑固な肩こりなかなか改善しない口臭理由の分からない倦怠感など、あなたの感じている不調の影に、実は隠れた虫歯が潜んでいる可能性は十分に考えられます。

これらの全身症状は、あなたの体が発する大切なSOSサインです。痛みがないからといって、虫歯が進行していないとは限りません。むしろ、痛みが消えた時こそ、虫歯がさらに深く進行し、神経が壊死しているという危険な状態であることも少なくないのです。このような状態を放置してしまうと、歯を失うリスクが高まるだけでなく、全身の健康にもより深刻な影響を及としかねません。

後悔しない未来のために、今こそご自身のお口の健康に真剣に向き合いましょう。そして、気になる症状がある方は、ぜひ一度泉岳寺駅前歯科クリニックへご相談ください。

泉岳寺駅前歯科クリニックでは、患者さん一人ひとりの声に耳を傾け、丁寧なカウンセリング精密な診断を通じて、症状の根本原因を徹底的に究明します。そして、歯一本の問題としてだけでなく、お口全体のバランス、ひいては全身の健康を見据えた最適な治療計画をご提案いたします。

私たちは、単に虫歯を治療するだけでなく、治療後の再発を防ぐための予防ケアにも力を入れています。定期検診プロフェッショナルクリーニング、そしてご自宅でできる正しいセルフケアのアドバイスを通じて、皆さんが長期的に健康な口腔環境を維持できるよう、全力でサポートさせていただきます。

お口の健康は、あなたが毎日を笑顔で、そして元気に過ごすための大切な基盤です。この機会に、ご自身のお口と全身の健康について深く考え、勇気ある一歩を踏み出してみませんか?

泉岳寺駅前歯科クリニックは、皆様の健やかな毎日をサポートするために、ここにあります。どうぞお気軽にご来院ください。


よくある質問(FAQ)


Q1. 歯の痛みがないのに、虫歯が全身に影響することなんてあるんですか?

A1. はい、大いにあります。 記事で詳しく解説したように、虫歯は歯の痛みがないからといって安心できるものではありません。特に、虫歯が神経にまで達して神経が壊死してしまうと、痛みを感じなくなることがあります。しかし、歯の内部では細菌感染が進行しており、この慢性的な炎症が血流に乗って全身に広がり、頭痛肩こり不眠自律神経の乱れといった全身症状を引き起こすことがあります。また、見た目には分かりにくい歯の根の先に**膿がたまる(根尖病変)**こともあり、これも全身に悪影響を及ぼす「隠れた病巣」となり得ます。痛みがないからこそ、定期的な歯科検診で早期発見・早期治療を行うことが非常に重要です。当院の虫歯治療ページもぜひご覧ください。

Q2. 虫歯が原因で頭痛や肩こりが起きるメカニズムを教えてください。

A2. 主に「口腔内の慢性的な炎症」と「噛み合わせの乱れ」が関与しています。

まず、虫歯は口腔内のバイオフィルム(プラーク)のバランスが崩れることで進行し、歯の内部で慢性的な炎症を引き起こします。この炎症から生じる物質が血流に乗って全身を巡り、頭部や肩の筋肉に影響を与え、頭痛や肩こりを引き起こす可能性があります。

次に、虫歯によって歯が欠けたり、痛みで特定の歯でばかり噛む癖がついたりすると、噛み合わせのバランスが崩れます。 この噛み合わせの乱れは、顎関節に過度な負担をかけ、それが首や肩の筋肉の緊張へと波及し、結果的に頑固な肩こりや頭痛として現れることがあります。泉岳寺駅前歯科クリニックでは、これらの関連性を考慮した精密な診断を行っています。

Q3. 痛み止めで痛みが治まっている間は、歯科医院に行かなくても大丈夫ですか?

A3. いいえ、すぐに歯科医院を受診することをおすすめします。 痛み止めはあくまで一時的に痛みを抑えるためのものであり、虫歯の原因である細菌感染(バイオフィルムの異常)を治す効果はありません。薬の効果が切れると痛みは再発しますし、その間にも虫歯は歯の内部で着実に進行し、より深刻な状態へと悪化していきます。放置すると、抜歯が必要になったり、全身症状が悪化したりするリスクが高まります。痛みが引いている今のうちに、泉岳寺駅前歯科クリニックで根本的な原因を特定し、適切な治療を受けることが、将来の健康を守る上で非常に重要ですし、当院の虫歯治療ページでも、痛みを軽減する工夫についてご紹介しています。

Q4. 虫歯の治療後に再発しないか心配です。どうすれば予防できますか?

A4. 治療後の継続的な「予防」が最も重要です。 泉岳寺駅前歯科クリニックでは、虫歯の根本治療で健康を取り戻した後も、再発を防ぐためのトータルサポートを提供しています。具体的には、定期的な歯科検診で虫歯や歯周病の兆候を早期に発見し、プロフェッショナルクリーニング(PMTC)で普段の歯磨きでは落としきれない歯垢(バイオフィルム)や歯石を徹底的に除去します。また、患者さん一人ひとりに合わせた正しい歯磨き方法デンタルフロス歯間ブラシの使い方など、ご自宅でのセルフケア指導も丁寧に行います。これらの予防ケアを継続することで、虫歯の再発リスクを大幅に減らし、長期的に健康なお口全身を維持することができます。詳しくは、当院の予防歯科のページもご確認ください。


泉岳寺駅前歯科クリニックのご案内

泉岳寺駅前歯科クリニックは、東京都港区に位置し、地域の皆様のお口の健康をサポートしています。当院は、都営浅草線・京急線泉岳寺駅A3出口から徒歩わずか1分という、非常にアクセスしやすい場所にございます。

また、JR山手線・京浜東北線などの高輪ゲートウェイ駅品川駅からもアクセスが良い立地ですので、お仕事帰りや買い物ついでにもお気軽にお立ち寄りいただけます。

当院では、虫歯や歯周病治療はもちろんのこと、予防歯科、審美歯科、インプラント治療など、幅広い診療内容に対応しております。患者様一人ひとりの「お口の健康への意識が高く、現状の問題を根本的に解決したい」というご要望に応えるため、精密な診断と丁寧な治療計画のご提案を心がけております。

お口のことで何かお困りのことがございましたら、泉岳寺駅前歯科クリニックへお気軽にご相談ください。皆様のご来院を心よりお待ちしております。


参考文献

[1] American Heart Association. (2012). Periodontal Disease and Cardiovascular Disease: A Scientific Statement From the American Heart Association. Circulation, 125(20), 2520-2529.

[2] National Institute of Dental and Craniofacial Research. (2023). Pain and Oral Health. Retrieved from https://www.nidcr.nih.gov/health-info/pain-oral-health

[3] Lockhart, P. B., et al. (2009). Periodontal disease and atherosclerotic vascular disease: a scientific statement from the American Heart Association. Circulation, 119(23), 3125-3135.

[4] Pihlstrom, B. L., et al. (2007). Periodontal diseases. The Lancet, 369(9568), 1219-1229.


監修

院長

山脇 史寛Fumihiro YAMAWAKI

  • 略歴

    2009年
    日本大学歯学部卒業
    2009年
    日本大学歯学部附属病院研修診療部
    2010年
    東京医科歯科大学歯周病学分野
    2010年
    やまわき歯科医院 非常勤勤務
    2015年
    酒井歯科クリニック
    2021年
    泉岳寺駅前歯科クリニック 開院
  • 所属学会・資格

    • 日本歯周病学会 認定医
    • 日本臨床歯周病学会
    • アメリカ歯周病学会
    • 臨床基礎蓄積会
    • 御茶ノ水EBM研究会
    • Jiads study club Tokyo(JSCT)
    • P.O.P.(歯周-矯正研究会)
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