「噛み合わせが悪いと、何がいけないの?」
「前は問題なかったのに、最近、歯がすり減ってきた気がする…」
「なんとなく、特定の歯だけが強く当たるような気がする…」
こんなふうに感じたことはありませんか?
噛み合わせは、単に「食べ物を噛む」という機能だけでなく、歯の一本一本にかかる負担を均等に分散し、お口全体の健康を守るために非常に重要な役割を担っています。
今回は、噛み合わせの乱れがなぜ歯の寿命を縮めるのか、その理由について詳しくお話しします。
噛み合わせの乱れが引き起こす問題
噛み合わせがずれていると、特定の歯に過剰な力がかかり続け、以下のような問題を引き起こします。
- 歯のすり減りや欠け
- 噛み合わせが悪いと、一部の歯に強い力が集中します。これにより、歯の表面にあるエナメル質がすり減ったり、歯が欠けたりすることがあります。
- 歯の根元が削れる
- 強い力が横向きにかかることで、歯と歯ぐきの境目(歯の根元)が少しずつ削れてしまうことがあります。これは「くさび状欠損」と呼ばれ、知覚過敏の原因にもなります。
- 歯周病の進行
- 噛み合わせの乱れは、歯周病を悪化させる一因となります。歯周病で弱った歯に強い力がかかると、歯を支える骨がさらに溶けやすくなり、歯がグラグラしたり、抜けやすくなったりします。 歯周病の進行について詳しくはこちら
- 全身への影響
- また、噛み合わせのバランスが崩れると、肩こりや頭痛など全身の不調につながることがあります。噛み合わせと全身の関係について詳しくはこちら
噛み合わせの治療が必要なワケ
歯の健康を長く保つためには、虫歯や歯周病の治療だけでなく、お口全体を見渡した「包括的な治療」が不可欠です。
噛み合わせの乱れを放置したままでは、治療を繰り返しても歯が失われるリスクは消えません。部分的な治療が招く危険性はこちら
当院では、噛み合わせを精密に診断し、見た目だけでなく、機能的にも美しく、長く使える治療をご提案しています。
「歯の寿命を延ばしたい」「噛み合わせが気になる」という方は、ぜひ一度ご相談ください。私たちは、あなたの健康な歯を一生守るお手伝いをします。
これまでの連載はこちらから
第18回:歯を失ったまま放置すると、なぜ「ドミノ倒し」が起きるのか?
第17回:インプラント治療:失った歯を補うための最良の選択肢
第15回:歯周病治療の『次のステップ』:再発を防ぐための大切なこと
第8回:治療の選択肢:インプラント・ブリッジ・入れ歯の選び方
第6回:治療後のアフターケア:メンテナンスが『最後の治療』である理由
次回は、「痛みの少ない治療を目指す当院の取り組み」について詳しくお話しします。