column 包括的歯科治療

【院長紹介】私が包括的な治療に人生をかける理由

2025.07.28

「先生、もっと早くここに来ればよかったです」

「この歯はもうダメだと思っていました…」

患者さんからそう言っていただけるたびに、歯科医師として、そして一人の人間として、大きな喜びと責任を感じます。はじめまして。泉岳寺駅前歯科クリニック院長の山脇です。

私が歯科医師になってから、一貫して大切にしていることがあります。それは「目の前の歯だけを診るのではなく、お口全体の健康、そして患者さんの人生を診る」ということです。

部分的な治療の限界と「ドミノ倒し」

虫歯ができたらその部分を削って詰める。歯周病が進んだら抜歯をする。

これまで多くの歯科医院で行われてきた「その場しのぎ」の治療は、確かに一時的な問題を解決します。しかし、お口全体のバランスが崩れたままでは、残っている健康な歯に負担がかかり、いつか「ドミノ倒し」のように次々と歯を失ってしまう危険性があるのです。

私も、かつては目の前の治療に追われる日々でした。しかし、部分的な治療を繰り返すたびに再発する患者さんを見て、「このままではいけない」と強く感じました。患者さんが本当に望んでいるのは、一時的な解決ではなく、**「一生涯、自分の歯で噛み続けられること」**なのではないか?と。

究極の歯科治療「包括的治療」との出会い

この問いに向き合う中で、私は「包括的治療」という考え方に出会いました。これは、

  • 虫歯や歯周病
  • 噛み合わせ
  • 歯並び
  • 見た目の美しさ

など、お口のあらゆる問題を総合的に診断し、一人ひとりの患者さんに合わせた「根本的な治療計画」を立てるというものです。

例えば、歯周病と噛み合わせの乱れは密接に関係しています。歯周病の治療だけをしても、噛み合わせのバランスが悪いままでは、再び歯周病が悪化してしまうかもしれません。包括的治療では、歯周病治療と同時に噛み合わせの調整も行い、再発リスクを根本から取り除きます。

この「包括的治療」こそが、患者さんの歯を本当に守るための方法だと確信しています。

患者さんの「笑顔」と「未来」のために

私の人生をかけて追求するのは、「治療をしない歯科医院」です。もちろん、これは「歯科治療を放棄する」という意味ではありません。

「そもそも治療が必要ないほど、お口の健康を維持できている状態」

これこそが、私たちが目指す究極のゴールです。

当院は、患者さんが安心して治療に臨めるよう、最新の設備を整え、丁寧なカウンセリングに時間をかけ、お口の「一生のパートナー」でありたいと考えています。

もし今、お口のことでお悩みであれば、一度ご相談ください。私たちは、あなたの健康な歯と、その先にある豊かな人生を守るため、全力を尽くします。

これまでの連載はこちらから

次回は、「当院スタッフが語る、日々の診療で大切にしていること」について詳しくお話しします。

監修

院長

山脇 史寛Fumihiro YAMAWAKI

  • 略歴

    2009年
    日本大学歯学部卒業
    2009年
    日本大学歯学部附属病院研修診療部
    2010年
    東京医科歯科大学歯周病学分野
    2010年
    やまわき歯科医院 非常勤勤務
    2015年
    酒井歯科クリニック
    2021年
    泉岳寺駅前歯科クリニック 開院
  • 所属学会・資格

    • 日本歯周病学会 認定医
    • 日本臨床歯周病学会
    • アメリカ歯周病学会
    • 臨床基礎蓄積会
    • 御茶ノ水EBM研究会
    • Jiads study club Tokyo(JSCT)
    • P.O.P.(歯周-矯正研究会)
Page top