東京都内で歯周病治療を受け、長年悩まされた出血や腫れが治まったとき、鏡を見てふと不安になる方がいらっしゃいます。 「あれ? 以前より歯が長くなった気がする…」 「歯と歯の間に黒い隙間(ブラックトライアングル)ができてしまった」
東京のオフィス街で働く忙しい患者様の中には、せっかく時間を割いて治療したのに、「治療が失敗だったのではないか」とショックを受ける方も少なくありません。しかし、結論から申し上げます。その「歯茎の引き締まり」こそが、治療が成功し、お口が健康を取り戻している「決定的な証拠」なのです。
今回は、東京・港区三田で重度歯周病治療や再生療法に力を入れている泉岳寺駅前歯科クリニックが、なぜ治療後に歯茎が下がって見えるのか、その科学的なメカニズムと、当院が行っている審美的なリカバリー方法について徹底解説します。

1. なぜ歯茎は「痩せて」見えるのか? 腫れと治癒のメカニズム
歯周病治療後に歯茎が下がる現象は、医学的に**「歯肉の退縮(Gingival Recession)」**と呼ばれます。これは組織が破壊されたのではなく、炎症が消失し、正常な形態に戻った結果です。
<!– メカニズム解説用イラスト挿入箇所 –>
【左】炎症で腫れて「見かけ上の高さ」がある状態 【右】炎症が治まり引き締まった「本来の健康な」状態
1-1. 歯周病による「腫れ」は、病気のカモフラージュ
歯周病は、歯周ポケット内部の細菌感染による慢性的な炎症です。治療前の歯茎が「ふっくら」して見えていたのは、実は健康だからではありません。体が細菌と戦うために血液や体液を集め、**「浮腫(むくみ)」**を起こして腫れあがっていただけなのです。
東京のビジネスパーソンに多い「疲れると歯茎が腫れる」という症状も、まさにこの浮腫のサインです。この腫れは、本来失われている骨(歯槽骨)の状態を隠してしまう「マスク」のような存在です。
あわせて読みたい:歯周病ってそもそも何?歯を失う最大の原因を知ろう【エビデンスに基づく徹底解説】
1-2. 治療成功によって「むくみ」が取れる
当院で行う精密なスケーリング(歯石除去)やSRP(ルートプレーニング)によって原因菌を除去すると、炎症は鎮静化します。
- 原因の除去: 細菌がいなくなると、体は防衛反応(炎症)を止めます。
- 浮腫の解消: 組織内に溜まっていた余分な水分や血液が引き、腫れが引きます。
- 組織の引き締まり: ブヨブヨだった歯茎が、コラーゲン繊維の密な「硬く引き締まったピンク色の歯茎」へと生まれ変わります。
この治癒過程で歯茎がキュッと収縮するため、見かけ上、歯茎の位置が下がったように見えるのです。これは**「病的な腫れ」が消え、「本来の健康なライン」が現れた**ことを意味します。
あわせて読みたい:スケーリング・ルートプレーニング(SRP)とは?歯周病治療のすべて
2. 東京で選ばれる「下がった歯茎」への高度なアプローチ
健康になったとはいえ、「しみるのが辛い」「見た目が気になる」というお悩みは切実です。東京・港区エリアで審美意識の高い患者様に向けて、当院では包括的なアプローチで対応しています。
2-1. 「水がしみる!」知覚過敏への対策
腫れが引いて歯の根元(象牙質)が露出すると、一時的に知覚過敏が起こることがあります。
【当院の対処法】
- 薬剤の塗布: 露出した象牙質の微細な穴をふさぐコーティング剤や抑制剤を使用し、刺激を遮断します。
- 適切なブラッシング指導: 歯茎を傷つけず、かつ汚れを落とす適切なブラッシング圧(100g〜200g程度)や、患者様に合った歯ブラシ選びを指導します。
- 知覚過敏用歯磨き粉の活用: 硝酸カリウム配合の歯磨き粉などを併用いただくことで、症状は徐々に緩和していきます。
あわせて読みたい:知覚過敏と歯周病:そのメカニズムから全身への影響、そして効果的なセルフケアまで
2-2. 「隙間が黒く見える」ブラックトライアングルへの審美修復
歯と歯の間の歯茎が引き締まると、黒い隙間「ブラックトライアングル」ができることがあります。
歯茎が引き締まると生じやすい「ブラックトライアングル」。審美的な修復治療で改善が可能です。
【当院の審美的な解決策】
- ダイレクトボンディング: 歯の形をレジン(プラスチック素材)で精密に修正し、隙間を目立たなくする方法です。侵襲が少なく、即日対応可能なケースもあります。
- セラミック治療: 歯の表面に薄いセラミック(ラミネートベニア等)を貼り付け、隙間を埋めつつ、色や形もトータルで美しく整えます。
- 歯肉移植術(結合組織移植術など): 東京でも限られたクリニックでしか行われていない高度な外科処置です。ご自身の上顎などから歯肉を移植し、下がった歯茎を物理的に再生させます。
あわせて読みたい:【徹底解説】歯肉移植術で歯ぐきの見た目と機能を改善!知覚過敏も解決?
3. よくある質問(FAQ) – 東京で歯周病治療をお探しの方へ
Q1. 下がってしまった歯茎は、自然に元に戻りますか?
A. 自然には戻りませんが、「再生療法」で改善できる可能性があります。 一度失われた骨や歯肉は自然治癒しません。しかし、当院ではエムドゲインやリグロスといった薬剤を用いた**「歯周組織再生療法」**を行っており、溶けた骨や組織を再生させる治療に対応しています。諦めずにご相談ください。 参考:歯周組織再生療法(EMD)の驚くべき可能性
Q2. 忙しくて通院回数を減らしたいのですが?
A. 「短期集中治療」などのご相談も可能です。 東京・港区エリアの患者様はお忙しい方が多いため、当院では精密検査に基づいた効率的な治療計画を立案します。一度の処置時間を長くとり、通院回数を調整するなど、ライフスタイルに合わせた治療(オーダーメイド治療)をご提案します。
Q3. 治療しても歯茎が下がらない方が良いのでは?
A. いいえ、ブヨブヨのまま残る方が危険です。 治療後も歯茎が引き締まらず、深いポケットが残っている状態は、細菌の温床が残っていることを意味します。これは再発リスクが非常に高く、将来的には抜歯に至る可能性が高まります。「見た目の変化」は一時的なデメリットかもしれませんが、「歯を守れる」というメリットの方が遥かに大きいのです。
4. 学術的根拠・参考文献
本コラムの内容は、以下の歯周病学の基礎理論およびガイドラインに基づいています。
- Lindhe J, et al. Clinical Periodontology and Implant Dentistry. 6th Ed. Wiley-Blackwell.
- (歯周治療における組織の治癒形態と、炎症消失に伴う歯肉退縮のメカニズムに関する世界的標準テキスト)
- 特定非営利活動法人 日本歯周病学会 編. 『歯周病の検査・診断・治療計画の指針 2020』
- (歯周基本治療後の再評価と治癒の判定基準について)
- Tarnow DP, Magner AW, Fletcher P. The effect of the distance from the contact point to the crest of bone on the presence or absence of the interproximal dental papilla. J Periodontol. 1992 Dec;63(12):995-6.
- (ブラックトライアングルの形成と歯槽骨頂の位置関係に関する著名な研究)
5. 東京・港区三田で「歯を残す」歯周病治療なら当院へ
歯周病治療後の「見た目の変化」や「知覚過敏」は、適切なケアと高度な処置で改善できます。 「東京で信頼できる歯周病治療を受けたい」「重度だが歯を抜きたくない」という方は、ぜひ一度ご相談ください。当院では治療後のフォローアップや、審美的な回復(ダイレクトボンディングや歯肉移植など)にも力を入れています。
泉岳寺駅前歯科クリニック
「包括的な歯科治療」で、あなたの未来の健康を守ります。
当院は、再開発が進む「高輪ゲートウェイ」エリアに位置し、港区三田・高輪・品川エリアの患者様に多くご利用いただいております。
- 診療科目: 歯科・歯科口腔外科・矯正歯科・小児歯科(歯周病治療、インプラント、審美歯科など)
- 住所: 〒108-0073 東京都港区三田3-10-1 アーバンネット三田ビル1F
- アクセス:
- 都営浅草線・京急本線**「泉岳寺駅」A3出口より徒歩1分**
- JR山手線・京浜東北線**「高輪ゲートウェイ駅」より徒歩4分**
- JR各線・新幹線**「品川駅」高輪口より徒歩13分**
- (第一京浜沿い、アクセス良好な立地です)
▼ 初診のご予約・ご相談はこちら Web予約・お問い合わせ


