顎関節症について

顎関節症は、顎の関節や周囲の筋肉、靭帯に問題が生じることで、口の開閉が困難になる病気です。症状は様々で、口の開けにくさは食事や会話に影響を与え、悪化すると日常生活に支障を来すことがあります。早期発見と適切な治療が重要です。

顎関節症の主な症状

• 口が開けにくい
• 口を開けるときに顎の関節から音がする
• 口を開けると痛みを感じる
• 噛み合わせのズレを感じる
• 顎が外れる感覚がある など

顎関節症の原因

顎関節症の原因は多岐にわたります。長期的なストレス、偏った食生活、睡眠不足などが関与することがあります。また、噛み合わせの問題、歯ぎしり、食いしばりなどのお口のトラブルによって、顎の関節周辺に過度の負担がかかることでも発症します。

顎関節症の治療方法

マウスピース（スプリント）治療

マウスピースを装着することで、顎関節の位置を改善し、筋肉の負担を軽減します。軽度の顎関節症であれば、この方法で噛み合わせのバランスを整え、症状を改善できる場合があります。

被せ物の調整

不適切な被せ物が噛み合わせに悪影響を及ぼしている場合、被せ物の調整や再治療を行います。

矯正治療

顎関節症の治療では、顎を正常な位置で安静に保つことが重要です。そのために、矯正治療を検討することもあります。

手術

上記の方法で改善が見込めない進行した顎関節症の場合、手術が必要となることがあります。手術が必要と判断した場合は、提携先の医療機関をご紹介いたします。

早期発見と治療の重要性

顎関節症は、症状が軽度の場合、発症に気づかないこともあります。しかし、放置すると症状が悪化し、治療がより困難になる可能性があります。顎関節症は、お口の健康にとっても好ましい状態ではありません。

「顎関節症かもしれない」という場合には、お早めに港区三田にある泉岳寺駅前歯科クリニックへご相談ください。早期発見と適切な治療により、治療の負担を軽減し、日常生活への影響を最小限に抑えることができます。