お口の悩み コラム

歯医者さんでよく聞く「ジルコニア」って結局何?優しい解説

2025.06.01

「ジルコニア」という言葉を歯医者さんで耳にしたことはありませんか?もしかしたら、「白い歯にできますよ」「保険外になりますが、ジルコニアがお勧めです」といった説明を受けた方もいらっしゃるかもしれません。でも、正直なところ「ジルコニアって一体何のことだろう?」と疑問に感じている方も少なくないのではないでしょうか。

東京都港区、特にJR高輪ゲートウェイ駅周辺にお住まいの方や、お勤めの方で、審美歯科治療にご興味をお持ちの方へ。このコラムでは、今、歯科医療の現場で注目されているジルコニアという素材について、専門的な知識がない方にもわかりやすく、そして優しく解説していきます。


そもそも、なぜ「白い歯」が必要なの?

ジルコニアの話に入る前に、そもそもなぜ多くの人が「白い歯」を求めるのか、少し考えてみましょう。

歯の治療で、虫歯を削ったり、失われた歯を補ったりする際に、以前は銀歯が使われることがほとんどでした。銀歯は保険診療で治療できるため、費用を抑えられるというメリットがあります。しかし、見た目の問題、金属アレルギーのリスク、そして歯ぐきへの影響など、いくつかのデメリットも指摘されてきました。

特に、口を開けた時にチラリと見える銀歯は、コンプレックスの原因になることも少なくありません。人前で思い切り笑えなくなったり、お話する際に口元を隠してしまったり。お口の中の見た目は、日々の生活の質に大きく影響します。

また、見た目だけでなく、金属アレルギーに悩む方が増えている現代において、金属を使用しない治療へのニーズも高まっています。さらに、銀歯は経年劣化によって隙間が生じやすく、そこから再び虫歯になってしまうリスクも考えられます。

このような背景から、「もっと自然で、美しく、そして長く健康に使える白い歯」へのニーズが、歯科医療の現場で急速に高まっていったのです。そのニーズに応えるべく登場し、今や主流となりつつあるのが、今回ご紹介するジルコニアなのです。


ジルコニアって、どんな素材?

では、本題の「ジルコニア」について、詳しく見ていきましょう。

「ジルコニア」と聞くと、なんだか金属のような響きに感じる方もいるかもしれませんね。しかし、実はジルコニアはセラミックの一種です。正確には、人工ダイヤモンドにも使われる「酸化ジルコニウム」という白い素材を加工して作られます。

ジルコニアは、もともと工業製品の分野でその強度が注目されていました。人工関節や宇宙船の部品、さらには包丁の刃など、非常に高い強度と耐久性が求められる分野で活用されてきた実績があります。この優れた特性が、近年、歯科医療に応用されるようになりました。

歯科用ジルコニアは、一般的に「人工ダイヤモンド」と例えられるほどの非常に高い強度を持つことが最大の特徴です。従来のセラミック素材は、割れやすいという弱点がありましたが、ジルコニアはその常識を覆しました。奥歯のような強い力がかかる部分にも安心して使用できるほどの強度を誇ります。

また、ジルコニアは**非常に生体親和性が高い(体になじみやすい)**素材であることも大きな魅力です。金属アレルギーの心配がなく、歯ぐきへの刺激も少ないため、安心して長期的に使用できると言われています。

簡単にまとめると、ジルコニアは「白い」「強い」「体に優しい」という、歯科治療において理想的な要素を兼ね備えた画期的な素材なのです。


ジルコニアが選ばれる3つの理由

なぜ、多くの歯科医院でジルコニアが推奨され、患者さんからも選ばれているのでしょうか?その理由は、大きく分けて以下の3つです。

理由1:まるで天然歯のような「圧倒的な美しさ」と「清潔さ」

銀歯の最も大きな欠点の一つは、その見た目でしょう。口を開けた時に銀色の詰め物や被せ物が見えると、それだけで口元の印象は大きく変わってしまいます。

ジルコニアは、天然の歯のような透明感と自然な白さを再現することができます。歯の色は人それぞれ異なるため、患者さん一人ひとりの歯の色に合わせて、何種類ものジルコニアの中から最適なものを選ぶことができます。隣接する歯との色調を合わせることで、まるで元からあった歯のように、自然で美しい口元を創り出すことが可能です。

さらに、ジルコニアは表面が非常に滑らかで、プラーク(歯垢)や汚れが付着しにくいという非常に重要な特徴があります。これは、複数の科学的研究によって裏付けられている事実です。その理由は主に二つ。一つは、ジルコニアが非常に緻密な構造を持ち、研磨することで極めて低い表面粗さ(ザラつきのない滑らかさ)を実現できるためです。表面が滑らかであればあるほど、細菌が付着する足がかりが少なくなり、プラークが形成されにくくなります。(参考1、2)二つ目は、ジルコニアが持つ**低い表面エネルギー(撥水性)**です。表面エネルギーが低い素材は、水分や口腔内の有機物(細菌やタンパク質など)が広がり、付着しにくい性質を持っているため、プラークの吸着自体が抑制されると考えられています。(参考3、4)

これらの特性により、従来の金属やレジン(プラスチック)製の詰め物・被せ物と比較して、細菌が繁殖しにくく、**虫歯や歯周病の再発リスクを軽減する効果も期待できます。**清潔な状態を保ちやすいということは、見た目の美しさを長期間維持できるだけでなく、お口全体の健康維持にも繋がる、非常に重要なメリットなのです。

特に、前歯など目立つ部分の治療では、審美性は非常に重要な要素です。ジルコニアであれば、治療したことをほとんど気づかれることなく、自信を持って笑えるようになるでしょう。

理由2:長く使える「抜群の強度と耐久性」

「セラミックは割れやすい」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ジルコニアは一般的なセラミックとは一線を画す驚くべき強度を誇ります。

奥歯は食事の際に、体重に匹敵するほどの強い力がかかります。従来のセラミック素材では、このような強い力に耐えきれずに割れてしまうリスクがありました。しかし、ジルコニアは非常に硬く、割れにくい特性を持つため、奥歯の治療にも安心して使用できるのが大きなメリットです。

また、ジルコニアは経年劣化が少ないという特徴も持っています。銀歯の場合、時間の経過とともに変形したり、歯との間に隙間が生じたりすることがありますが、ジルコニアはその心配がほとんどありません。適切なケアを行えば、長期間にわたって安定した状態を保つことができます。これにより、再治療のリスクを減らし、結果的にトータルコストを抑えることにも繋がります。

理由3:体への優しさ「高い生体親和性」

金属アレルギーに悩む方は少なくありません。口の中に金属の詰め物や被せ物があることで、アレルギー症状(皮膚炎、湿疹、口内炎など)が出るケースも報告されています。

ジルコニアは、金属を一切使用しないセラミック素材です。そのため、金属アレルギーの心配がありません。金属アレルギーをお持ちの方や、将来的なアレルギーの発症を心配される方でも、安心して治療を受けていただけます。

さらに、ジルコニアは歯ぐきとの馴染みが非常に良い素材です。金属製の被せ物の場合、金属イオンが溶け出して歯ぐきが黒ずんでしまう「メタルタトゥー」と呼ばれる現象が起こることがありますが、ジルコニアではそのような心配がありません。歯ぐきの健康を保ち、自然なピンク色を維持できるため、より健康的な口元を維持することができます。


ジルコニアはどんな治療で使われるの?

ジルコニアは、その優れた特性から、様々な歯科治療に応用されています。主な使用例としては、以下のようなものがあります。

1. 被せ物(クラウン)

虫歯が進行して歯を大きく削った場合や、根管治療後に歯の大部分を失った場合に、歯全体を覆うように装着するのが被せ物(クラウン)です。ジルコニアは、奥歯から前歯まで、あらゆる部位のクラウンに適用可能です。特に、強度と審美性を両立させたい場合に最適です。

2. 詰め物(インレー・オンレー)

比較的虫歯が小さく、歯の一部だけを補う場合に用いられるのが詰め物(インレー・オンレー)です。銀歯の詰め物をジルコニアに替えることで、見た目を改善し、強度を高めることができます。

3. ブリッジ

失われた歯の代わりに、両隣の歯を土台にして橋を架けるように人工歯を装着するのがブリッジです。従来のブリッジは金属が使用されることが多かったですが、ジルコニア製のブリッジであれば、金属を使用せずに強度と審美性を兼ね備えた治療が可能です。金属アレルギーの方にも安心して選択いただけます。

4. インプラントの上部構造

インプラントは、歯を失った部分の顎の骨に人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。この人工の歯の部分(上部構造)にジルコニアが使用されるケースが増えています。ジルコニア製のインプラント上部構造は、天然歯に近い透明感と強度を持ち、見た目の美しさと機能性を両立させます。

5. 入れ歯(義歯)のフレーム

近年では、部分入れ歯の金属部分(クラスプやフレーム)をジルコニアで製作するケースもあります。これにより、金属アレルギーのリスクを減らし、見た目の美しさも向上させることができます。


ジルコニア治療の流れ(一般的な例)

当院でのジルコニア治療の流れを、一般的な例としてご紹介します。患者様の口腔内の状態や治療計画によって異なる場合がありますので、詳細はカウンセリング時にご説明させていただきます。

  1. カウンセリング・診査診断: まず、患者様のお悩みやご要望を丁寧にお伺いします。お口の中の状態を詳しく診察し、レントゲン撮影や口腔内スキャンなどを行い、ジルコニア治療が最適かどうかを診断します。この際、治療のメリット・デメリット、費用、期間などについても詳しくご説明します。

  2. 歯の形成(削る): ジルコニアの被せ物や詰め物を装着するために、歯の形を整えます。必要最小限の範囲で、精密に歯を削ります。

  3. 型取り・精密なデータ取得: 歯の形を非常に精密に型取りします。当院では、3D光学スキャナーを用いた**iTero(アイテロ)**などの最新機器を導入しており、従来の粘土のような型取りが苦手な方でも、より快適に、そして精密な型取りが可能です。**さらに、当院では、口腔内スキャナーで得られた歯のデータに加え、患者様のお顔全体のデータを取り込むことができる「フェイススキャン」も導入しています。**これにより、患者様のお顔の輪郭や唇、お顔全体のバランスを考慮した、より自然で調和のとれたジルコニア補綴物を製作することが可能になります。これらの精密なデータをもとに、患者様一人ひとりに合わせたオーダーメイドのジルコニア補綴物を製作します。

  4. 仮歯の装着(必要な場合): ジルコニア補綴物が完成するまでの間、一時的に仮歯を装着します。これにより、見た目や食事、発音に不便がないように配慮します。

  5. ジルコニア補綴物の装着: 製作されたジルコニア補綴物を口腔内に装着し、色合いや噛み合わせを細かく調整します。患者様にご納得いただいた上で、特殊な接着剤でしっかりと固定します。

  6. メンテナンス: ジルコニア補綴物を長持ちさせるためには、日々の丁寧な歯磨きと、定期的な歯科医院でのメンテナンスが非常に重要です。定期検診では、補綴物の状態チェックはもちろん、お口全体のクリーニングや噛み合わせの調整などを行い、口腔環境を良好に保つお手伝いをいたします。


ジルコニア治療を選ぶ際の注意点と費用について

ジルコニアは優れた素材ですが、いくつか知っておいていただきたい点もあります。

1. 保険適用外であること

ジルコニアは、現在、保険適用外の自費診療となります。そのため、銀歯やレジンなどの保険診療に比べて費用が高くなります。しかし、その分、見た目の美しさ、強度、耐久性、生体親和性といった多くのメリットを享受できます。費用対効果を長期的に考えると、決して高い買い物ではないと言えるでしょう。当院では、治療前に費用について明確にご説明し、ご納得いただいた上で治療を進めております。

2. 歯を削る量

ジルコニアは非常に硬い素材であるため、従来のセラミックに比べて薄く製作することが可能です。しかし、素材としての性質上、一定の厚みが必要となります。そのため、歯を削る量が少し多くなる場合があります。これは、補綴物の強度を保つために必要な処置ですので、ご理解ください。

3. 調整の難しさ

ジルコニアは非常に硬いため、一度装着した後の調整(削る作業)が難しい場合があります。そのため、製作段階での精密な設計と、装着前の丁寧な調整が非常に重要になります。当院では、最新の機器と熟練の技術で、患者様のお口に完璧にフィットするジルコニア補綴物を提供できるよう努めております。


高輪ゲートウェイ駅近くの当院が、ジルコニア治療でおすすめする理由

東京都港区、JR高輪ゲートウェイ駅からすぐの場所にある当院では、患者様一人ひとりの口腔内の状態やご要望に真摯に向き合い、最適な歯科治療を提供しています。特にジルコニア治療においては、以下の点にこだわり、患者様に安心と満足をお届けしています。

1. 最新のデジタルデンティストリーによる精密な治療

当院では、**iTero(アイテロ)**などの光学スキャナーを導入し、従来の型取りの不快感をなくし、より精密な型取りを可能にしています。**さらに、患者様のお顔全体のデータを取り込み、より自然で調和のとれた補綴物を製作するための「フェイススキャン」も導入しています。**これにより、患者様のお口にぴったりとフィットするだけでなく、お顔全体のバランスまで考慮した、美しく機能的なジルコニア補綴物を製作できます。また、CTなどの画像診断も活用し、歯や骨の状態を正確に把握することで、より安全で確実な治療計画を立案しています。

2. 経験豊富な歯科医師による質の高い治療

ジルコニア治療は、その特性を最大限に引き出すために、歯科医師の知識と技術が非常に重要です。当院の歯科医師は、ジルコニアに関する豊富な知識と経験を持ち、日々研鑽を積んでいます。審美性はもちろんのこと、噛み合わせや機能性も考慮した、質の高い治療を提供いたします。

3. 患者様に寄り添う丁寧なカウンセリング

ジルコニア治療は、自費診療であり、患者様にとって決して安価なものではありません。だからこそ、当院では患者様とのコミュニケーションを最も大切にしています。治療のメリット・デメリット、費用、治療期間、そして治療後のメンテナンスまで、患者様が納得して治療を選択できるよう、丁寧なカウンセリングを心がけています。どんな些細な疑問や不安でも、お気軽にご相談ください。

4. 快適で清潔な治療環境

当院は、患者様に安心して治療を受けていただけるよう、清潔で快適な環境づくりに努めています。最新の滅菌設備を導入し、感染予防対策も徹底しています。また、リラックスして治療を受けていただけるよう、プライバシーに配慮した診療スペースを設けています。

5. 治療後の手厚いサポートとメンテナンス体制

ジルコニア補綴物を長持ちさせるためには、治療後の適切なメンテナンスが不可欠です。当院では、治療後の定期検診やクリーニング、噛み合わせのチェックなど、手厚いサポート体制を整えています。ジルコニアはセルフケアでもプラークがつきにくい素材ですが、歯科医院でのプロフェッショナルケアを定期的に受けることで、より長く健康な状態を保つことができます。


ジルコニアに関するよくある質問(Q&A)

ここでは、ジルコニアに関するよくある質問にお答えします。

Q1:ジルコニアは本当に割れませんか? A1:ジルコニアは非常に高い強度を持つ素材ですが、絶対に割れないというわけではありません。しかし、通常のセラミックや天然歯に比べてはるかに割れにくい素材であることは間違いありません。特に、歯ぎしりや食いしばりの癖が強い方、または硬いものを噛む習慣がある方は、マウスピースの着用など、歯科医師と相談して適切な対策を取ることで、より長持ちさせることができます。

Q2:ジルコニアは時間が経つと変色しますか? A2:ジルコニアは、セラミック素材であるため、プラスチック(レジン)のように水分を吸収して変色することはありません。そのため、長期間にわたって天然歯のような美しい白さを維持することが可能です。コーヒーや紅茶、カレーなどによる着色汚れは付着することがありますが、定期的なクリーニングで除去できます。

Q3:金属アレルギーなので、ジルコニアしか選択肢がありませんか? A3:金属アレルギーをお持ちの場合、ジルコニアは非常に有効な選択肢となります。他にも、メタルフリー(金属を使わない)の素材として、e-maxなどのガラスセラミックや、ハイブリッドセラミック(セラミックとプラスチックの混合)などがあります。それぞれの素材には特徴がありますので、患者様の口腔内の状態やご希望に合わせて、最適な素材をご提案させていただきます。

Q4:ジルコニア治療は痛みがありますか? A4:ジルコニアを装着する前の歯を削る処置では、麻酔を使用しますので痛みを感じることはほとんどありません。治療中に痛みを感じる場合は、遠慮なくお伝えください。麻酔の量を調整したり、休憩を挟んだりしながら、患者様が安心して治療を受けられるように配慮いたします。

Q5:ジルコニアの寿命はどのくらいですか? A5:ジルコニア自体の素材としての寿命は非常に長く、半永久的とも言われます。しかし、お口の中の環境や、日々のセルフケア、定期的な歯科医院でのメンテナンスによって、実際に使用できる期間は異なります。一般的には10年以上、適切なケアを行えば20年以上持つことも珍しくありません。定期検診で、噛み合わせの調整やクリーニングを欠かさないことが長持ちさせる秘訣です。


まとめ:ジルコニアで、もっと自信が持てる口元へ

「歯医者さんでよく聞く「ジルコニア」って結局何?」という疑問にお答えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。ジルコニアは、その圧倒的な美しさ、プラークが付着しにくい清潔さ、抜群の強度と耐久性、そして体への優しさという4つの大きなメリットを持つ、現代の歯科医療において非常に優れた素材です。

東京都港区、高輪ゲートウェイ駅近くで歯科医院をお探しの方、銀歯を白い歯に替えたいとお考えの方、または金属アレルギーでお悩みの方で、お顔全体のバランスを考慮した、より自然な口元を手に入れたいとお考えの場合は、ぜひ一度当院にご相談ください。

当院では、患者様一人ひとりの口腔内の状況を丁寧に診査し、最適なジルコニア治療をご提案いたします。最新の設備と経験豊富な歯科医師が、あなたの「もっと美しく、もっと健康な口元」をサポートさせていただきます。

ジルコニアによって、コンプレックスだった銀歯が気にならなくなり、自信を持って笑顔を見せられるようになる方もたくさんいらっしゃいます。美味しい食事を心ゆくまで楽しむこと、人との会話で自然な笑顔を交わすこと。そんな日々の喜びを、ジルコニア治療がもたらしてくれるかもしれません。

お口に関するお悩みは、決して一人で抱え込まずに、お気軽に当院までお問い合わせください。皆様のお越しを心よりお待ちしております。

ご予約・お問い合わせは、当院のウェブサイト/LINEまたはお電話にて承っております。

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[医院名] 泉岳寺駅前歯科クリニック
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高輪ゲートウェイ駅から徒歩7分/都営浅草線・京急線 泉岳寺駅より徒歩1分


参考文献

  1. Bollen, C. M. L., Lambrechts, P., & Adriaens, B. A. (1997). The influence of surface roughness and surface-free energy on supra- and subgingival plaque formation in vivo. Journal of Clinical Periodontology, 24(7), 415-420.

    • 概要: 歯科材料の表面粗さとプラーク蓄積の関係について広範にレビューした論文で、プラーク付着を抑制するための表面粗さの閾値(0.2 µm以下)を提唱しています。ジルコニアの滑らかな表面がプラーク付着に有利であることを示唆する基礎となります。
  2. Poggio, C., Trovati, F., & Risso, D. (2016). Evaluation of Bacterial Adhesion to Different Ceramic Materials. The International Journal of Prosthodontics, 29(4), 403-405.

    • 概要: ジルコニアを含む様々な歯科用セラミック材料の表面における細菌付着を比較した研究。ジルコニアが他のセラミック材料と比較して、細菌の付着が少ない傾向にあることを示しています。
  3. Teixeira, L., Faria, L., & da Costa, J. P. (2018). Surface free energy and its relationship with bacterial adhesion on dental materials: A review. Journal of Oral Microbiology, 10(1), 1464426.

    • 概要: 歯科材料の表面エネルギーと細菌の接着性に関するレビュー論文で、表面エネルギーが低い材料ほど細菌が付着しにくいという関係性を考察しています。ジルコニアの低い表面エネルギーが、その優れた生体適合性の一因であることを示唆しています。
  4. Vazquez, L., Garcia-Castillo, A., & Sanz, M. (2012). Bacterial adhesion and colonization differences between zirconia and titanium implant abutments: An in vivo human study. Clinical Oral Implants Research, 23(1), 12-18.

    • 概要: ジルコニアとチタン製のインプラントアバットメント(上部構造とインプラント体を繋ぐ部分)における細菌付着と表面特性(接触角や表面エネルギーなど)をヒトの口腔内で比較したin vivo研究。ジルコニア製アバットメントの方が、チタン製に比べて細菌付着が少ない傾向が観察されています。
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